資産運用

【感想】DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ビル・パーキンス

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール/ビル・パーキンス著を読了しました。この記事はネタバレありの感想になります。本の内容まとめはありません。※主張強め

よろしくお願いします。

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一番参考になったのは、贈与の考え方

金の価値を最大化できる年齢は「26~35歳」(p124)が一番参考になりました。26〜35歳はお金を無駄遣いせずに使える年齢とし、家を購入したりする費用に充てられるとのことです。留学など思い切った経験ができる年代でもありキャリアアップのためにも使えます。

筆者は人生は思い出を作って充実感を増やすことこそが重要としています。身体が健康な時に価値のあるお金の使い方をすべきです。

また給与と仕事のトレードオフの関係に触れ、お金のためだけに家族と過ごす時間を減らすことの損失を警鐘しています。

「ゼロで死ね」は子供たちに残すべきお金を生前に贈与し、自分は持っている資産を徐々に減らしていきながら死のうという考えです。

資産を子供に譲るなら死後の相続ではなく、子供がお金が必要な時期に贈与をすべき。

この考え方は斬新でした。

この本は贈与をしてもらいたい親に読んでもらってもいいかも知れません。超富裕層は贈与は身近な方法として既に取り組んでいると思いますが、知らない&やってない人の方が多いと思います。

私の肌感覚ですが、日本で相続税の対象となるのは5,000万以上が多いかと思います。

なぜ5,000万円かというと、妻・子供2人の夫がなくなった時に相続税のボーダーが4,800万円だから。

例:相続税基礎控除3,000万円+法定相続人3人×600万=4,800万

※妻・子供2人だと法定相続人が3人になります

資産は土地も入ります。土地も入ってくるとあっさり5,000万を超えてしまう人、結構いませんか?私は田舎の中流家庭出身です。そんな私ですらギリギリでした。東京出身の方は地価が高いので超える可能性大かと。

相続税を払うのももちろんよいのですが、贈与も国が定めた方法です。

我が子&孫のために、彼らが必要な時期に贈与をする。死んでからお金が行き渡っても、当の本人は援助した子供達から感謝の言葉を聞けることはありません。

贈与は個人的には暦年贈与と教育資金贈与がいいと思います。教育資金贈与は自分が受けたい贈与、ナンバーワン笑。贈与したお金が孫の教育の目的に限定されるので「贈与してどんな使われ方するか不安」な親御さんにも最適。信託機関を通せば管理もラクなはず。信託機関にコストはかかるけど、いちいち領収書のやり取りをしなくて手間が減ると思います。

自分も母の相続を手続き中なので、この部分は思うところが多かったです。遺産相続しても本人が亡くなってからじゃあお礼も言えません。

死ぬ前に後悔すること、とは?

1位は「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」。2位は「働きすぎなければよかった」(p194)だそうです。

読んだ瞬間、会社を辞めたくなりました笑。というのは冗談です。…が、人生は有限ということを意識して生きたいです。

話は少し変わりますが、この部分を読んで思い出した「わたしの新婚旅行で後悔していること」。ハネムーンにベタにハワイ島に行ったのですが、ホテルの隣のゴルフ場でプレーをしませんでした。ゴルフをしない夫に申し訳ない気がして、お金の節約のために言い出せなかったんですね。当時はしおらしかった私ですが、そんなことしなけりゃよかった と今とても後悔してます

無理にでも夫を誘ってラウンドすれば良かった。5万円位でラウンドできたと思います。ホテルの部屋の前に最終ホールがあったのですが、海に向かってグリーンがある美しい光景でした。こんなに長引いて後悔するとは思いませんでした。

結局8年経った今でも忘れてません。死ぬまでにリベンジしたいと思っているんですが、もう一回ハワイ島に行くと思うと50万はすると思うんですよね。節約のために我慢したのですが、結局節約にならなかったなぁと。

それ以来、旅先では費用を気にせず、経験&思い出作り優先にしてます。

この本では「タイムバケット」という死ぬまでにやりたいことリストを作ることを薦めています。リストは数年ごとの見直しをします。私の場合は海外旅行は今行けないので、【家族写真を撮る】ことが目下のやりたいことリストです。

資産を取り崩す時期はいつか?のガイドライン

資産ゼロで死ぬためには、どこかのタイミングで資産を取り崩さなければなりません。この本では資産のピークを45-60歳の間とし、あとは自分の寿命を想定し準備する資産額を計算します。その公式は以下。

残りの人生の年数×1年の生活費×70%

じゃあ結局いくらなの??という話ですが、私の場合でざっくり考えてみます。

私は今30代ですが、将来受け取る年金の支給額は月13万円になるという予想があります。この13万円は年金システムが崩壊した最悪シナリオの金額です。

私の今の生活費は大体月50万ですが、子供が二人独立し、夫婦二人の生活になると2/3ほどの生活費になるとされています。年を取ると食費も安くなり、贅沢な買い物はしなくなるらしいです。FP協会の資料では老後の生活資金は26万円必要としています。50万の2/3は33万なので平均より余裕を持って試算します。

  • 50万×2/3-13万=20万 が1カ月に追加で必要な生活費
  • 20万×12カ月=240万 が年間の生活費

55歳で引退し75歳まで生きるとしたら20年間で6,000万必要ですが、3%で運用するので4,200万用意すれば良さそうです

もし年金が繰り下げ可能な60歳まで働けば用意する金額は減ります。また住む家を換えて住宅費を抑えればもっと少ない資産で準備は良いでしょう。親から相続があればさらに減ります。(親から遺産を受け取るのは58歳くらいが平均だそうです。)

4,200万をどう用意するか?という点については私はこう考えています。

  • もし15年間で用意するなら…毎年240万を追加運用
  • もし20年間で用意するなら…毎年150万を追加運用

共働きだと毎年150〜240万を余らせ、運用するのは実現可能かと思います。

この資金は平均3%で積立運用します。私の積立投資は昨年の成績が+8%なので、上手くいく年が重なればもっと早く目標金額に達するでしょう。

毎年240万貯蓄&投資できれば、それ以上の金額で家族旅行など想い出作りに使いたいですね。

逆の考えも出来ます。毎年240万貯金できる様に生活を変えることです。

もし収入の手取りが800万なら

(800万−240万)÷12ヶ月=46万

が月に使える家計です。

もし月30万で暮らすなら手取り600万の仕事でも良さそうです。仕事を見直すきっかけになりそうですね。

そうは言っても「仕事をしない」という不安

そうは言っても、今までの仕事を変えることは不安ですよね。筆者は大胆に行動するために、以下3つのポイントを挙げています。(p258~)

  1. リスクを取るなら人生の早い段階が良い
  2. 行動しないリスクを過少評価すべきではない
  3. リスクの大きさと不安を区別して考える

行動を妨げているのは不安であれば、その不安が合理的なものかどうか判断する。金銭的にリスクがあるのであれば失業保険や家族の援助で補なえないか計算してみよう、とのことでした。

新卒入社から一貫して同じ仕事をしている私。今子供が2人になり、助けてくれていた実母も亡くなり、働き方を変えたいなと思っています。こういう本は背中を押してくれます。

最後にまとめ

自分の主張が強めの感想文でした。本の内容のまとめは、このブログ以外に分かりやすいものがありますので、私は本を読んだ感想にしました。

他にも「老後、医療費が足りなくなる不安」などにも触れており、参考になる考え方が多かったです。

この本は「節約人間への警鐘」です。人生で一番大切なのは思い出をつくることです。死ぬときにいくら貯金できていたかではない。ただやみくもに貯金や運用をしている人は是非一読をお勧めします。

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