資産運用

30代が年末年始に読みたい穂高FIRE本【感想&まとめ】

2020年に読んで一番面白かった本はFIRE本!

20-30代の方でぜひ読んで欲しい資産運用本の紹介です。

\こんな人におすすめ/

  • 年末年始に資産運用について考えたい人
  • 高配当の米国株インデックスについて知りたい人
  • インデックス投資をただなんとなくしている人
  • FIREした人が実際にどのような運用をしたかを知りたい人
  • 運用の初心者から脱皮したい中級者向け
管理人
管理人
ボリュームもあり読みごたえあります!

本気でFIREをめざす人のための資産形成入門

まず、FIREとは何ぞや。ということですが

Financial Independent and Retire Earlyの頭文字をとったものです。→FIRE

個人的に「FIREは2020年の金融部門の流行語大賞だったのでは?」と思うくらい、流行ってますよね。

そもそもアーリーリタイアは、外資系金融エリートとか一発あてた事業家のイメージのみが可能というイメージがありました。

しかし著者の穂高さんは日系企業サラリーマン。しかも30歳という若さでアーリーリタイアされています。

30歳って若すぎませんか…?!私なんて30歳の時、貯金0でしたよ。

そんな若さでどうやって経済的に自由になったのか?手法を惜しまず公開してくれてる本になっています。

心地よい運用を追及している

この本の運用手法のミソは、配当金を受け取り利益を自動的に実現し続けること。

つまりキャッシュフローを優先させることです。

キャピタルゲイン運用で一番難しいことは、上昇相場での「いつ売るか?」や下落相場での「損切りするか?」などの意思決定です。

上手くいけば良いのですが難しい。政治や疫病などの外部要因で乱高下するマーケットです。

一方、著者の提唱する資産形成ではそういった煩わしさがありません。

著者は毎月の給与の8割を米国等の高配当株を買付し続ける方法で、各月のキャッシュフローを平均で15万円以上得ることを達成。アーリーリタイアを実現しました。この方法は日系サラリーマンなら誰しもマネが出来る方法です。以下が方法です。

  1. 支出を減らし毎月給料を余らせる
  2. 毎月配当金が入るように米国株中心に高配当株を買付
  3. 相場が上下しても機械的に買い続ける

この3つのステップを繰り返すことで、総額7000万になれば月15万のキャッシュフローが達成できます。金融・経済に知識や関心が少なくてもマネし易く再現性が高いと思います。

私の様な凡人の壁とするならば「支出の最適化(つまり節約)」と相場が上下動しても決して狼狽売りせず、機械的に買い続けることですね。

鉄の意志を貫くのが肝心だと思います。

筆者が魂を込めて書いている

正直読む前は、米国株や米ETF推奨の本かなぁ…と考えていました。しかし実際は違いました。文章一つ一つに重みがあり説得力があります。また読書が疑問が浮かびそうな点に先回りして、言葉を選んで文書を書いていると感じました。

Amazonのレビューを見ると酷評もあります。私はまず著者のブログを発刊前は知らなかったので、著者の資産形成方法には目新しさと納得しかなかったです。

著者の総資産が今マイナスじゃないか?という指摘はありますが、著者はそもそも心地よく投資をしながらキャッシュフローを得て、アーリーリタイアすることが目的です。今現在の総資産がマイナスでも、将来もずっとマイナスなままなのか誰にも分かりません。著者も先回りして、投資する以上評価損は覚悟するべしと書いています。

また配当が今後ずっと入り続けるか分からない、という点には、連続配当銘柄を基準にして銘柄選定しています。実際に経験として累積配当の減少が無いので、著者の説得力はかなり高いです。

今はグロース株優位の相場ですが、それもいつまで続くか分かりません。いずれにせよ自身の考えを実行し達成した人の考え方を学ぶことは尊いと思います。

一つ残念なのは、著者が凄く優秀そうな人なので社会でさらなる活躍をされずに、リタイアされることです。三菱ならば日本を代表される日系企業なのに、若く優秀な方が見切りを付けて退社される事実。日本の将来が何となく不安です。

ちなみに著者の穂高さんは、お父様を早くに亡くされています。学生のころからお母様を助ける目的で資産運用をしていたそうです。年齢は若いながらも、資産運用のキャリアは10年以上あるのも説得力の背景かと思います。

話は逸れますが「自分が稼げばお母さんが家にいる時間が長くなる」と考えた少年時代の思いは、妊娠中の私は特に感受性が強いので胸が熱くなりました。

この本の一番の魅力は著者が実体験を語ってくれているところ著者が実践した運用手法なので説得力があるのです。

穂高さんのFIRE本を読んで思い出したのは、堀江貴文さんの『多動力』。その中で「本は自分で書かなくても出版できる」という趣旨の内容の文言があったのですが、この本はその正反対の存在だと思います。すべての文章が著者によって推敲してあり、穂高さんの頭の中が伺えます。

アーリーリタイアを実現した人の考えが1500円で覗き見れるなんてラッキーだと思います。

誰でもまねできる資産形成

著者は「三菱サラリーマン」ということでブログを開設されています。日本の一般的なサラリーマンよりは高収入だと推測されますし、銘柄分析の考えを読むととんでもなく頭の良い方だと思います。(「支出の最適化」の意思も超強い。豆腐メンタルの私はついスタバで飲み物とか買っちゃう。)

穂高さん自身は7年半で7000万の資産を形成されましたが、10年20年かけ、強い意志を貫けば誰でもマネできる資産形成手法だと思います。共働きや節約を絡めれば、時間は著者のように短縮できるかもしれません。

以上、「資産形成は目的ではなく手段」という著者の言葉に共感し、人生を楽しむため20-30代の方にぜひ手に取って読んで頂きたいと思います。

私も20代のうちに読みたかった!
にほんブログ村 その他生活ブログ 家計管理・貯蓄へ
にほんブログ村